Q.起業(独立)前にお金はいくら必要?
A.初期費用+6カ月分の生活費
起業の状況は、人によって様々。
独立前の勤務先から仕事を継続して貰える場合は、
開業月から売上が見込めるので、少ない貯金額で独立しても安心感があります。
一方、お客さんがゼロの状態で新たに開業する場合は、
営業や集客が思うように進まず
創業計画通りには売上が増えないこともあります。
もし計画通りにいかなかったときに
翌月の生活費すら手元になければ
お金の不安でますます焦ってしまいます。
少なくとも6カ月(半年)分くらいの生活費が確保できていれば、
余裕をもって対応できるはず。
起業の失敗は、お金がなくなったとき
極端な話、一生生活できるだけのお金があれば、
起業が計画通りにいかなくても生活できるので、
事業を継続することができます。
けれど、余裕資金をまったく持たずに起業した場合、
たとえば計画の90%近く利益が出ていても
お金が少し足りず、家賃や仕入・外注費の支払いができなかったら
事業を継続できないこともあります。
起業前にはできるだけ節約してお金を貯めておく方が安全です。
お金を使うのは、起業から数年後、
事業が順調に進みそうだと確信してからの方が楽しめると思います。