A.(ざっくり)1億円超!

70歳で引退して100歳まで、30年。 

単純に計算すると、
 

1億2600万円(=35万円×12ヶ月×30年) 


かなり大きな金額ですね。 
かと言って、カツカツの生活はしたくないし、 
ちゃんと準備しておく必要がありそうです。
 

 

なぜ100歳を前提とするの?

人生100年時代。

厚生労働省の発表(2018年9月)によると、 

100歳以上の人口 69,785人。 

何歳まで生きるかは、その時になってみないとわからないけれど、 

『死ぬまで、そこそこゆとりある生活をしたい』のであれば、 

100歳まで生きることを前提にしておいた方がよさそうだと考えました。


70歳でリタイアすると、100歳まで30年。 

リタイア時にいくらあれば、ゆとりある老後を暮らせるでしょうか。

ゆとりある老後には、いくら必要?

生命保険文化センターの発表(2016年9月)によると、 

ゆとりある生活には、
 

月額 35万円かかるそうです。 

今回は、この金額を前提に検討してみます。 

 

どうやって準備すればいいの?

老後資金の準備は、大きく分けて3つあります。 


 1.貯金(投資) 
 2.年金 
 3.退職金
 

貯金だけで1億円超を貯めようと思うと、 
気が遠くなりそうですが、 
経営者の方なら、年金・退職金もフル活用することができちゃいます。
 

 

公的年金っていくらもらえるの?

個人事業主の方が加入する国民年金。 
会社の社員(役員、従業員)が加入する厚生年金。 


どちらに加入してても受け取れるのが、老齢基礎年金。 

その額
月額6万5千円 

これを30年間受け取ると、2300万円 

厚生年金に加入していれば、 
老齢基礎年金にプラスして、 
いわゆる『2階建て部分』、老齢厚生年金が受け取れます。 


老齢厚生年金をいくら受け取れるかは、人それぞれ。 
支払った厚生年金保険料によって違ってきます。 

たとえば、 
給与50万円で厚生年金に20年加入すると、 
老齢基礎年金・老齢厚生年金で4200万円はカバーできます。 
詳しくは、『ねんきんネット』で試算することができますよ! 

公的年金のほかに、 
iDeCoやiDeCoプラスも使って、節税しながら準備することもオススメです。

 

給与より退職金で受け取った方がいいの?

会社から給与で受け取ると、 
25%くらいは、社会保険料とか税金で取られてしまいます。 

けれど、退職金であれば、社会保険料は掛かりません! 

税金(所得税や住民税)もかなり低く設定されています。 

たとえば、30年勤務すれば、 
   1500万円までは税額0円! 
   2000万円だと51万円。
 2.5%くらいしか取られないんです。 


 ※個人事業主の方は、事業主本人には退職金を出せません。
  法人化をオススメしています!

 

貯蓄はいくら必要?

年金と退職金でいくらカバーできるでしょうか。 

年金4000万円、退職金2000万円とすると 
残りは、6000万円。 

毎月いくら貯金すれば、引退するときまでに貯めれそうですか? 

はじめはざっくりでいいので、 
数字を使って考えることで 
将来の備えができているのかわかってきます。

 

まとめ

<これだけは知っておきたいこと>

 公的年金だけでは、ゆとりある生活は難しそう
 計画的に準備することが必要。

<経営者として決めること>

 何歳まで働くか、
 リタイア後の生活費を考える。

<専門家などに検討を任せること>

 老後資金準備のシミュレーション。

 iDeCo、iDeCoプラス、退職金、小規模企業共済など
 税制優遇されている制度もあります。
 各々の制度をどう活用すべきか、
 相談して資金計画づくりを手伝ってもらう。