出金は、右! 借方、貸方の覚え方
「簿記」をはじめたら、多くの人が最初につまずくであろう、
「借方」・「貸方」って左・右どっちなんだ、問題。
『出金は、右!!!!!』
これさえ覚えていれば、ほとんど乗り切れます。
1.普通預金に現金100円を預け入れた
手許の現金が出ていった→出金は右!
普通預金/現金 100円
2.消耗品100円を現金で買った
手許の現金が出ていった→出金は右!
消耗品費 / 現金 100円
3.建物の減価償却費100円を計上した。
減価償却費は経費→他の経費はお金を払う
→出金は右!(経費/現金)→経費は左!
減価償却費/建物 100円
4.商品100円を売って、現金を受け取った。
出金ではないから左!
現金 / 売上 100円
仕訳の左・右で迷ったら、
すべて『出金は、右』を元に考える。
私はこうして覚えました。
ちなみに・・・、
『貸借対照表』なのに『借方/貸方』
左右、逆だからややこしいんだ!!!!
って、誰もが一度は思ったことがあるはず。
私も一度どころか何度もつまずきました。
諸説あるとは思いますが、私はこの説明で納得しました。
『表 照 対 借 貸』
福沢諭吉が訳したと言われているらしいですが、
当時、文章って右から書いていたんです・・・
これなら、『借方/貸方』で納得です。
この名残で、簿記の初心者が苦しめられるわけです。
しかし、借方・貸方ってコトバには何の意味もありません。
苦労して覚えたからって、
カッコつけて『借方・貸方』使う必要もありません。
右・左の方が伝わります!
『出金は右!!!!』
これだけ覚えれば乗り切れます!