Q.創業するのは、いつがいい?
A.能力・本気度・信用度が揃ったとき!
開業するのに、創業融資が必要であれば、
審査に通る条件を整えてから、融資を申し込みたいです。
創業融資で特に重視されるのが、
能力・本気度・信用度です!
能力は何で判断される?
銀行は、「この人は、ちゃんとお金を返してくれそう」と思えたら、お金を貸してくれます。
たとえば、住宅ローンの場合、
その人の「年収」という実績をみて、
月々〇万円だったら返済できそう、と判断して限度額を決めます。
けど、創業融資の場合は、
これから事業をはじめるので、
毎月いくら利益が出るか、月々いくら返済できそうか、わかりません。
そこで判断材料の1つになるのが「実務経験」です。
その業界が まったく未経験の人 と 長年携わってきた人
どちらが詳しそうかというと、長年携わってきた人ですよね。
長年培ったその業界に対する知識・経験があれば、
その業界で成功する能力が比較的高いだろうと、判断してくれます。
おおむね3年以上の実務経験があると評価してくれるようです。
※その業界で、どんな仕事をしていたかも重要です。
業界にはいたけど、ずっと雑務をしていた、では評価されません。
本気度は何で判断される?
人の気持ちって、他人からはわかりにくいですよね。
コトバで伝えられる人もいれば、そうでない人もいます。
そこで、判断材料となるのが、
独立・開業に向けて、自己資金を貯めてきたかどうか。
いままで本気で欲しい物があったとき、
それを買うために、お金を貯めたことありますよね。
創業するのにお金が必要で、
本気で創業したいのであれば、お金を貯めますよね。
他のことを犠牲にしてでも、
創業するために、お金を貯めてきたのであれば、
融資の審査では、本気なんだな、と評価してくれます。
創業に1000万円必要なら
自己資金として300~500万円貯めておきたいです。
信用度は何で判断される?
銀行は、お金にルーズな人は、
返済してくれない可能性が高そうなので、避けたいと思ってます。
時間にルーズな人は、いつも時間にルーズだし、
お金にルーズな人は、いつもお金にルーズな傾向がありますよね。
クレジットカード、携帯電話、水道光熱費、税金、社会保険料など、
これまで期限を守って支払っていれば、信用を得ることができます。
まとめ
<これだけは知っておきたいこと>
創業融資は、実績がないので、これまでの行いが評価される。
<創業者として決めること>
創業に向けて、いつ準備をはじめるか考える。
<専門家などに検討を任せること>
創業のおおまかな時期について相談する。