スマホを割賦購入したときの仕訳
スマホを割賦購入したら、
端末代相当額を値引きしてくれたりしますよね。
そのほとんどが、端末代ではなく通信料の値引きと明記されてたりします。
仕訳を考えてみました。
<条件>
1.端末代 64,800円(税込)
2.月2,700円を24ヶ月の分割払
3.毎月通信料を2,700円割引
4.月々の通信料6,480円
端末を割賦購入したとき
割賦購入(未払)のため、未払金を計上します。
また、10万円未満の端末が多いと思うので、消耗品費として計上します。
諸口 /未払金 64,800
消耗品費 /諸口 60,000
仮払消費税/諸口 4,800
毎月の支払
支払は、未払金の支払と通信料の支払いに分けて考えます。
支払額は、6,480円。
(内訳:通信料6,480円+分割払2,700円-割引2,700円)
未払金の支払
端末代を毎月2,700円、24回に分けて支払います。
未払金/現金預金 2,700
通信料の支払
端末代相当額の割引がありますが、割引は通信料の割引になります。
諸口 / 現金預金 3,780
通信料 /諸口 3,500
仮払消費税/諸口 280
中途解約した
分割払いが残っていても中途解約することもあります。
その時は、分割払いの残額を一括で払うことになります。
(例)12ヶ月で解約したとき
未払金/現金預金 32,400
まとめ
かなり煩雑な仕訳になってしまいますが
端末代分を購入時に費用計上できるメリットがあります。
簡便的な方法として、端末代を認識せず、
支払時に全額通信料として処理することも
おそらく認められると思います。