自分で記帳する。メリット・デメリット
ひとりでビジネスを始めたら、
業種によって多少の違いはありますが、
営業、広報、経理、清掃、製造、受付・・・
事業をしていく上で必要なことすべて、
・自分でするか
・外部に委託するか
・人を雇うか
選択する必要があります。
【この記事の目標】
記帳や確定申告を自分でする場合のメリット・デメリットを整理する
1.メリット
①お金が掛からない
外注をすることをためらう最大の理由はコストだと思います。
自分ですれば、お金は掛かりません。
②数字に強くなる
正しい知識をもとに、自分で記帳していれば、
自分のビジネスの数字について理解できるようになります。
③タイムリーに現状把握ができる
毎日、会計入力していれば、
ビジネスの数字をタイムリーに把握することができます。
④他人に経営数字を見せなくて済む
外部に依頼するといっても相手は、赤の他人です。
売上・利益などの数字を見せる必要がありません。
2.デメリット
①時間が掛かる
記帳する時間、会計・税務を勉強する時間が必要です。
特に税法は毎年改正があるので、
自分のビジネスに関係があるか確認が必要となります。
②ストレスがたまる(かも)
数字が苦手、整理整頓が苦手という方にとっては、
記帳作業や領収書の整理が苦痛であることも。
また、会計・税務を調べてもよくわからないことがあると、
このまま申告していいのか不安が募ります。
③相談・アドバイスを受けられない
税理士などと契約していれば、
経営状況や環境を理解した専門家に
いつでも気軽に相談を行えます。
④損をする可能性も
正しい知識で行えば数字に強くなると書きましたが、
反対に、『我流』で経理・申告をすると
誤っていても気づいていない可能性があります。
3.まとめ
ひとりでビジネスを始めた方にとっては、
馴染みがないかもしれませんが、
自分でするか、外部に委託するかを決めることも『経営判断』です。
メリット・デメリット比較した上で
判断されてみてはいかがでしょうか。