ゾウガメ発見で懸賞金! 確定申告必要なの?

渋川動物公園のゾウガメさん、
懸賞金が設定されたら、すぐに見つかりましたね。
動物公園から直線距離で約50mらしいです。

詳しい状況はわかりませんが、
スタッフさんが毎日捜索しても見つからなかったっていうのは
ゾウガメに対する知識があるだけに
『こんなとこには、いないだろう』って言う
思い込みとかもあったのかもしれませんね。

無事に見つかってなによりです。

ところで、懸賞金。
これって税金かかるんでしょうか?

懸賞金は所得税の対象

今回は、発見者に対して50万円の懸賞金が支払われたそうです。
懸賞金は『一時所得』として所得税の対象となります。
ただし、一時所得には特別控除額50万円があります。

 一時所得=総収入金額(50万円)ー特別控除額(50万円)
     =0円

したがって、今年中に他の一時所得がなければ
懸賞金50万円については、税金は0円となります。

また、50万円を超える場合は、
超えた分の1/2の金額を給与所得や事業所得と合算して
所得税を計算することになります。

(例)総収入金額200万円
 ①200万円-50万円=150万円
 ②150万円×1/2=75万円 ←事業所得などと合算

警察からの報奨金も税金掛かるの?

見つけたらお金をもらえる!と言えば、
警察庁が行っている『捜査特別報奨金制度』があります。

容疑者の確保につながる有力情報を提供したら、
最高1000万円がもらえるという、この制度。

警察庁からもらえるなら
税金掛からなさそうって気もしますが・・・

けれど残念なことに、この報奨金も一時所得になります。

最低100万円なので、報奨金もらったら確定申告が必要です。

 

ちなみに・・・
警察庁は、平成23年度税制改正の要望として
この報奨金を非課税にしてください!と提案しましたが、
却下されてしまっています。

一時所得は他にもいろいろ・・・

今回は詳しく紹介しませんが、
一時所得に該当するものは、たくさんあります。

 ・ふるさと納税をしたらもらえる特産品
 ・競馬、競輪の払戻金
 ・懸賞やくじ引きの賞金、賞品

50万円の特別控除があるため、
税金が掛かるって事態にはなかなかならないと思いますが、

懸賞で海外旅行や車が当たった!!ってときは注意が必要です。

まとめ

『一時所得』ってなかなか馴染みがないですが、

商店街で行われるくじ引きの賞品など
もらえてラッキー!って思うものは、一時所得の対象だったりします。

日本の税法ってややこしくし過ぎていて
ルールをやぶるつもりがなくても
まったく知らずに脱税してたってことがあり得るので
注意が必要です。
もっとわかりやすくすればいいのに。


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